男性育休を取ったら「人事評価は下がるの?」と不安になる人は多いと思います。
育児・介護休業法第10条では、育児休業の申出や取得を理由とした不利益な取扱いが禁止されています。その具体例として、降格や減給、昇進・昇格の人事考課で不利益な評価を行うことなどを挙げています。
法律では「男性育休の取得を理由に人事評価を下げてはいけない」ということですので、ご安心ください。
ただ、どうしても会社で毎日仕事をしていることに慣れていると長期間自分が抜けてしまっても良いものなのか心配になるものだと思います。
そこで、この記事では、不安を解消するためにやるべきこと、私が育休を取得した理由を紹介します。
これから育休取得をしようと考えている方への後押しとなれば幸いです。
この記事で分かること
男性育休の取得と人事評価の関係
評価やキャリアへの不安を解消するためにやるべきこと
私が妻と相談して3か月の育休を取得した理由

育休を取りたいけれど、人事評価が下がらないか不安です。
男性育休の取得を理由に人事評価を下げてはいけない
育児・介護休業法で不利益な取扱いが禁止されているため
育児・介護休業法第10条で「男性育休の取得を理由に人事評価を下げてはいけない」ということが明記されております。

育児・介護休業法ってなに?

育児や介護と仕事を両立できるために、休業や休暇などについて定められた法律のことだよ。
例えば、以下のようなことをしてはいけないと記載されています。
不利益な取扱い例
・降格させる
・減給する
・賞与などで不利益な算定をする
・昇進・昇格の人事考課で不利益な評価をする
・不利益な配置変更をする
・仕事をさせない、もっぱら雑務をさせるなど就業環境を害する
詳しい内容は、厚生労働省の不利益取扱いの禁止についてでも確認できます。
法律で定められていると安心ですね!
ただ、注意しないといけないことは、育休によって実際に働いていない期間を働かなかったものとして扱うことは問題ではないということです。以下の前者は認められており、後者は認められておりません。
・実際に勤務した期間や仕事の成果を評価すること
・育休を取得したことを理由に評価を下げること
まずは、育休取得を理由に人事評価を下げてはいけないことを知り、自社の制度を確認しましょう。
不安を解消するためにやるべきこと
男性育休による評価やキャリアへの不安を解消するには、会社の制度を確認したうえで、妻と家庭の優先順位を話し合うことが大切です。
漠然とした不安を抱えたまま考え続けるのではなく、確認できることから整理すると、育休取得へ進みやすくなります。
会社の評価制度や扱いを確認する
育児・介護休業法は原則としてすべての企業に適用されます。
そのため、まずは会社制度がどうなっているかを確認しましょう。

私の会社でも男性育休100%を目指していることを調べて初めて知りました。その他各種支援があるなど情報収集でき、会社として仕事と育児の両立の後押しをしていることを知り安心しました。
特に確認しておきたいのは、次のような内容です。
- 育休中の人事評価の扱い
- 評価期間と育休期間の関係
- 賞与の算定方法
- 復帰後の配置や仕事内容
- 育休取得前に必要な手続き
制度の資料を読んでも分からない場合は、相談窓口に連絡をする手もあります。
分からないことを確認し、漠然とした不安を具体的な情報に置き換えていきましょう。
妻と相談して優先順位を整理する
会社の制度を確認した後は、妻と育休取得について話し合いましょう。
夫婦で話し合いたい内容には、次のようなものがあります。
- 産後は里帰りできるか(サポートしてくれる人がいるか)
- 収入が減る期間を家計で支えられるか(育児休業給付金等の調査)
- 産後の具体的な一日のスケジュールの共有(どのくらい大変なのか)
- 育休を取得する場合、どのくらいの期間にするか
仕事とお金、家庭のどれを優先したいのかを整理しておくことが重要です。
仕事やお金だけじゃなく、家庭で大切にしたいことも併せて相談することで、自分たちに合った育休期間や働き方を決めやすくなると思います。
私が男性育休を取得した理由
私が男性育休を取得した一番の理由は、里帰りができない状況だと妻の育児の負担が大きくなりすぎることです。
主に心配したこと
・妻はすごく心配性であることから、夜に眠れない日が続くと想定されること
・1~2時間の細切れ睡眠では体力が回復しないであろうこと
・私も育児に携わりたいと思いつつ、緊急の仕事があれば仕事を優先してしまうだろうこと
私は上記を考えたとき仕事を優先するという選択肢はなくなってました。
仕事内容は好きですが、どうして働いているの?と改めて見つめ直したとき、「大切な家族・友達と過ごす時間をつくるため」でした。
仕事の評価やキャリアは育休から復帰した後も自身の努力でなんとかなります。
ただ、大切な家族がこれから育児で大変だということ、疲れていく妻を想像すれば、それをサポートしたいと思いました。
自分がどれだけ妻のサポートになるかわかりません。
それでも何を優先したいのかを妻と話し合い、自分の価値観を見つめなおし、育休を取得する判断ができました。
育休を取得後ですが、育休を取得して本当に良かったと思っています。
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男性育休の取得で悩んだこと、初めての育児で悩んだことなど公開してますのでよければご覧ください。


まとめ|男性育休の取得を理由に評価は下げられない
男性育休の取得を理由に、人事評価を下げてはいけません。
不安がある場合は、取得前に会社の評価制度や育休中の扱いを確認しましょう。そのうえで、妻と仕事と家庭の優先順位を話し合うことが大切です。
私も妻と相談し、仕事より家庭を優先すると判断して、3か月の育休を取得しました。
仕事のキャリアは育休から復帰した後も続きます。一方で、子どもが生まれた直後の時間は、後から取り戻せません。
育休を取りたい気持ちがあるなら、評価や昇進への不安を具体化し、必要な確認をしたうえで取得へ進んでください。
私は育休を取得して本当に良かったと思っています。


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